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ロジックモデル

人参のおかげ(?)で(詳しくはこちら)2年生の探究活動(ジオパーク研究)は例年にない恐ろしいスピードで進んでおります。

しかし、探究活動をしているうちに、「何のための調査だったっけ?」「これをしたらちゃんと達成したいことできるのかな?」「なぜかうまく行かないぞ」など、疑問が生まれてきました。良いですね、動いたからこそ生まれてきた疑問です。

先生たちで、このような疑問を解決するためにどうしようかな、と話し合った結果、ロジックモデルをかかせることにしました。


ちなみにロジックモデルをChatGPTで調べてみました。

思っていた以上の回答が得られました。Society5.0時代のすごさを感じます。
簡略にですが、昨年度「木」を題材に探究をしていたチームを例にロジックモデルを作成してみました。

R4年度ジオパーク研究10班のロジックモデル

ロジックモデルのいいところって、バックキャスティング的(未来から考えて今何をするのか考える)に捉えられることと、資源を考えた上でのプロジェクトが提案できることなんですね。もちろん短所もあるので万能ではないですが、生徒たちの「今」持っている疑問にはちょうど良い解決方法だと考えました。生徒たちっていってるけど大人でもロジックモデル考えるのはムズカシイですよね。

実際それぞれのチームでロジックモデルをかかせてみると、自分たちで考えているプロジェクトが求めたい成果や波及効果につながるまでの論理性が崩壊していることに気づいたり、そもそも資源が足りなくプロジェクトが遂行できないことに気づいたチームが多く現れていました。
ただ、資源が足りないからプロジェクトを単に断念するのではなく、その資源を生み出せる可能性はないかどうかも探究してほしいですね。