みらたび1日目
7月28日(金)~30日(日)の2泊3日で短期越境プログラム地域みらい旅(みらたび)を本校と地域・教育魅力化プラットフォームと協働して開催しました。
少しだけ「みらたび」についてご紹介します。
本校のように「地域みらい留学」参画校は今年度で全国100校を超えることになりました。
今までは、全国の生徒が地域みらい留学校に留学して「それぞれの高校で学ぶ」だけでしたが、これからは「地域みらい留学校どうしが協力して学ぶ」ことが大切ではないか、という話になりました。「地域みらい留学2.0」とも呼んでいます。
隠岐高校もこの考え方に賛同し、先駆けて今回のみらたび(隠岐キャンプ)が実現しました。
初めての開催でしたが、県外からの参加生徒は8名、本校生徒は3名の合計11名で2泊3日の隠岐キャンプが7月28日(金)からはじまりました。
今回は隠岐の島町の婦人会の方とご相談させていただき、名田の集会所をお借りして開始しました。
びっくりしたのはさすが地域みらい留学校どうしの越境交流。自主的に今回唯一の高校2年生の「ぱいせん」を中心に自己紹介を中心としたチェックインが行われました。大人側もこの雰囲気とてもいいなぁと思い、急遽プログラム変更。実は今回のキャンプはこのようにプログラム変更がたくさんあったことも一つ特徴でした。
チェックイン後は、「山コース」「海コース」に分かれて隠岐を体験ツアー開催。
海コースでは船長の森さんが大サービスでロウソク島の近くまで船を走らせていただき、360°で見方が変化するこちらの少数の人しか知らない裏スポットも教えていただきました。
その後、中央公民館へ行き夕食の準備へ
写真にもありますが、今回のキャンプ全般、食事と宿泊に関して婦人会の方たちに多大なるご協力をいただきました。おかげさまで一気に豪華でバランスよい食事が展開。
今回は隠岐の名産物である「さざえカレー」。作り方は隠岐の中でも地域によってさまざまですが、バターで炒めるひと手間を加えとてもおいしいカレーが出来上がりました!
婦人会の方たちと一緒に晩御飯…、そんなとき一つのミッションを与えました。
「晩御飯を終える頃に、隠岐弁を3つ使えるようにせよ」
少しよそよそしかった会話の質が一気に変化しました。一所懸命に婦人会の方や地元生に教えてもらっていました。そして、発表の時間にはもう一つアレンジを加えました。
「3つ隠岐弁を使って文章を使ってください」
「文章!?」という声が聞こえ、ざわつきましたが婦人会の方々が優しくフォロー。時にはあまりにレベルの高い隠岐弁文章が出てきて、司会者もたじたじしてしまいました(笑)
その後は今日したことの振り返りをして気づいたことをまとめ、宿泊地へ。
今回の旅では昨年、地域みらい留学365でお世話になった島親さんにお願いして民泊することができました。
ものすごく暖かく出迎えられて参加者も感動!お菓子やアイスクリーム、スイカなどこちらのスタッフが全く想像していなかったサプライズもご用意されていました。本当にありがとうございました。
後から聞いた話ですが、子供たちは盛り上がって夜中まで起きていたみたいですね。移動日の初日にも関わらずすごいパワー…
ちなみに1日目の旅は、「隠岐の一般的な魅力」をテーマに作り上げたプランです。さて2日目の旅はどんなプランなんでしょう?